脳の仕組みを研究する




   

脳の仕組みを研究する


(1)脳の構造
 脳は以下3つの部分からなっている
  






















































































































































































































































































(2)脳の仕組み
 最近は記憶を操作することに成功した。記憶を解明するとはどういうことかコンピュータと比較するという方法。脳とコンピュータを比較し
て、コンピュータの仕組みと脳の仕組みを対応づければ、脳の記憶も解明できる。コンピュータと脳の計算能力ですが、そのなかでもノイマンは脳の記憶装置が何なのか、考案したプログラム内蔵型
 コンピュータにとって、記憶装置が本質的に重要だったからで、さすがに、神経細胞が脳の動作パーツであることは、ノイマンも知っていた。神経系の基本素子は神経細胞ニューロンであり、ニューロンの通常の機能は神経インパルスを発生させることだ。コンピュータの基本的な素子がトランジスタであるのに対し、脳の素子はニューロンです。
 ギリシア人は心が横隔膜にあると考えたが、記憶装置の特質と位置に関しては、
 知識もギリシア人並みに乏しい。そのうえで、ノイマンは記憶の様々な物理的実体の候補挙げていきます。たとえば、神経細胞の接続が時間とともに変化し、それが記憶になる。
 遺伝にかかわる記憶系が存在する可能性もある。ある部位の化学組成の特徴が記憶素子であることもありうる。互いに刺激しあう神経細胞の系はトランジスタでつくられるフリップフロップ 回路に相当する仕組みなどを挙げてみる。コンピュータはどうかというと、アメリカ初の電子計算機は一次記憶装置としてフリップフロップ回路のみで基本的な能動素子でできている記憶装置と呼ぶ記憶装置は、高くつくため、コアの集合体が記憶装置になっている。ノイマンは一連の考察を、神経系の構造を理解する上で重要に思えるが、未解明のままになっているようだ。
 ノイマンはいろいろ考察をで結論を出さずに終わっているわけです。ちなみに、ノイマン挙げている記憶の実体の中に、シナプス可塑性が含まれている。

(3)脳は仮想現実を作っているようである 証拠が見つかる
僕らの世界が仮想現実だったとしたら、この世の中が仮想現実である根拠
 絶妙なバランスに存在する宇宙この世界が生まれ、地球に生命が存在する確率ぜロと言われています。人工
介入がないと不可能なレベルです。世界の事象を数式で表せるのもでくすぎていると思いませんか
生物の知的設計者、突然変異といったダーウィンの進化論だけで生物の誕生を説明するには強引すぎると言う
学者は大勢います。たんぱく質も、偶然にしてはあまりに出来すぎています。ビッグバンどのようにして
起きたのでしょうか?何もない無の状態から宇宙が生まれるのは不可能です。量子的ゆらぎ、量子的ゆらぎが
どこから来たのか解明できていません。プログラマーがこの世界を作り上げた最初の行動こそが
世界の始まり、という事です。時間の流れは一定ではなく光速に近くなればなるほど時間の流れは
遅くなる。ゲームでコンピュータに負荷がかかると処理落ち全く同じ現象が起きるということです。事象の
変化の基準となる時間の変化はコンピュータの処理サイクルによるもので宇宙全体が量子コンピュータ
あることを示唆しています。世界は観測をしないと存在しないという事になる。自分の認識外の部分は
無である可能性も同時に存在しているのです。宇宙の構造と人間の脳細胞が似ている為、宇宙は生物の
脳内なのではないか、そんなことをする意味がどこにあったのでしょうか。



大脳皮質:感情これは大脳の周辺部の大脳辺緑系の古皮質というところにある
個々で呼びだされる感情は、行動をはらんでいるため、情動という感情と区別している。
本能的な行動に根ざしたこころ=大脳辺緑系の旧皮質というところで呼び出される。
私たちの脳はこの三つの脳が一体で理解する必要がある。外部からの刺激にいつも頭
頭で考えて正体を知るのは、恐怖や不安は、情動です。情動には、恐怖や不安などが
あります。本能的な欲求が、源にほかなりません。活力の源なのです。感情の爆発は、
神経がジャックされ起こります。
人間の心は言葉という形とは違く扁桃核の言葉にならない情が心の本質です。
大脳新皮質からでる言葉は知識の言葉で、その人の体全体から相手に伝わる。
言葉ではなく、雰囲気と表現できるような、空気感といったもので伝わる。
大脳新皮質の知的心は扁桃核の情動を制御し、物質的な利益をもたらす。大脳新皮質の
は物質的な仕事に関して円滑に処理され、仕事するためにあることです。
扁桃核や大脳辺緑系の言葉によらない情動が加わることで、質はより高く深いものと
なります。文化の広さとなります。つまり、大脳新皮質、辺緑系、扁桃核の相関性が
人格の深さとなります。それを訓練し、学習することが可能です。
大脳新皮質の情報を言語に変換して記憶する機能が情動の情報を言葉に変換して認識し、
情動記憶をより肯定的プラス反応として記憶します。心の病を抱える人も、
その仕組みを理解することで、自分を圧倒してしまう恐れ不安を、言葉で分解し、
扁桃核や大脳辺緑系に記憶されます。
具体的には、言葉にならない、意味不明の不安感、に置き換えてみて、
パズルをはずすようにしてみます。そこに大脳新皮質に学習によって記憶した、
だれもが孤独である。誰もが誰かを必要とし、隣人も心は孤独であり、
共感できる人を求めている。人間の顔の表情というものにごまかされてはいけない、
孤独なのはあなただけでなく、不安感に組み込むのです。
勘違いをしている自分の考え方に言葉や表情でなく、情動の印象に置き換えて、
感覚として辺緑系に記憶し、扁桃核に記録します。
それが認知療法です。

大脳新皮質
巨大な記憶装置です。耳や目、鼻、皮膚といった感覚器官を通じて得た情報を記録
保存しています。検索することによって、理解します。
右脳と左脳:大脳新皮質は、左側の左半球と、右側の右半球に分かれ目から入ってくる
情報=右半球、右脳に記憶されるのは直感的な記憶です。ことばの情報は=左半球
左脳は言語を記憶していて、外部から入ってきた情報を論理的に考える。
神経組織が集まった脳梁を通じて、左脳はそれを言葉として処理します。
右脳型は臆病、左脳型は楽天的 ポイントは目の動きです。あなたの性格の基本的
なことがわかります。
私たちの大脳は右脳と左脳とに分かれいますが、右脳が興奮しているときは
目は左に働き、左脳が興奮しているときは目は右に動きます。
目を右上方に向けている人は左脳の活動が活発で、左上方に向けている人は、
右脳の活動です。
大脳新皮質には、大脳辺緑系が呼び起こす部分があります。前頭前野という部分で、
左右に別れています。
前頭前野の右側より左側の方が活発に動いている人は陽気な気質で、前頭前野の
右側の方が活発に働いている人はネガティブで、動揺しやすいといいます。目が左に
動く人は神経過敏な内向性の性格。右を向く人は正確で、積極的に行動で対処し、
左を向く人は、内側にこもりがちで、心身症の症状を示して、自分を守ろうと
する傾向がある。
脅迫型とヒステリー型 脅迫型は、自分を妨害する感情を抑圧する強い傾向があり、
ヒステリー型は、自分を妨害するような考えを抑圧する傾向がある。
大脳新皮質に包まれた内側にある、脳幹は、情緒活動の中心です。私たちの情緒的な
記憶はすべて大脳辺緑系に蓄えられています。こころの中心といってもいいです。
大脳辺緑系が発達するのは、生まれてから四歳くらいまでに、
どんな愛情を注がれていたのかによって、大脳変辺緑系の考えが決まってしまいます。
親から十分な愛情を与えられず痛みなどの記憶が多く刻まれれば、成人になった後も
さまざまな場面で恐れを呼び起こし、何事にも消極的な生き方をするようになってしまう
のです。反対に、この時期に十分な愛情を与えられて育てば、ポジティブな考え方で
生きていくような性格になります。大脳辺緑系が呼び起こす感情を正確に把握する
能力を磨き、性格や能力の基礎を改善することが可能です。
脳幹:赤ちゃんが生きていくため必要な脳です。寒いときには凍え死にしないように、
毛穴を小さく、暑ければ熱を身体の外に放出するために毛穴を大きく、
基本的な働きをになっているのです。脳幹から、まざまな外部からの刺激を瞬時に
分析し、私たちの生命を守るよう体に指示を送ってくれています。
脳幹は外部からの刺激を受けない限り、反応しません。脳幹そのものには学習能力が
ないです。
古皮質:情動を呼び起こす脳ひとつひとつを記憶する脳。表情と感情の関連や、
行動と結果の関連などを記憶し、抑制の感情を呼び起こす。
旧皮質:慣れない場所に腰を下ろしたときに感じる。職場などで自分の机が
人に使われているのを見たときの不快感。大脳辺緑系は脳幹を包み込むような
形になっています。
視床下部脳幹の上部にあるからそう呼ばれています。体温を調節したり、
食べたものを消化しやすくする働きをしたり、子孫を残すための本能といった、
生命維持の大切な脳です。視床は、外界からの感覚刺激や、
味やにおいなどの外界からの刺激は、視床を経由して脳のそれぞれの感覚中枢に
送られ、それぞれの感覚がどのような性質を持ったものであるかを判断される。
視床が外界情報を中継するのに対して、視床下部は感覚器官としての役割も果たし、
内界情報を処理している。化学的な情報や、ブドウ糖値や浸透圧、ホルモン
化学成分などを、神経細胞そのものが受容器となって感知しているのである。
内臓の痛みを直接、前頭連合野に情報が送られる。視床で中継される痛いといった
感覚が視床下部に入り、不快などのな感情がここを通して起きると考えられる。
視床下部は生命維持に欠かせない欲望、感情を生み出す生命の脳である。
視床下部には内臓のさまざまな器官をコントロールし、体内を正常に活動させている
自律神経の中枢があります。ホルモン系の脳といわれる重要な脳下垂体が
垂れ下がっていて、精神と肉体が互いに関連しているのです。
視床下部に大脳辺緑系が命令を与えています。大脳辺緑系は精神と肉体の変換器
といってもいいです。
幻聴、幻覚のメカニズム 視覚情報が流れ、扁桃体、海馬、前頭葉へと流れるのが
通常の流れだが、扁桃体など視床下部の下に直結している組織から
視覚聴覚情報が逆に入力してくることがある。
実際に目に見えている情報ではないが、入力された情報が視床で映像として再現され、
視覚情報が前頭葉へと流れる。これが幻覚の仕組みであり、実際に聞こえる言葉の情報
となると幻聴となる。脳の中の各組織が複雑に関わりあうことでさまざまな
精神症状を生み出している。異常なことではなく、脳の機能の誤作動とも言える。
不安ストレスなどが原因で扁桃体からの言語情報、視覚情報が視床に伝わり、
現実の言葉、視覚として前頭葉に伝わり、現実的なものとして脳がとらえる。
聞こえているもの、見ているものは実際は脳が聴覚、視覚神経から入ってきた
情報を認識したものを見えているもの、聞こえているものと認識する。
電気信号となった聴覚情報が脳で認識されて、音となり、電気信号となった
視覚情報が脳で認識されて見える。脳が音や色を造っているので、
幻聴、幻覚も脳が視覚、聴覚以外からの信号を認識している。
ストレス発生の仕組み 呼吸欲、睡眠欲、飲欲があります。
欲求のこころが、阻害されると睡眠不足を訴えます。
私たちにはこうした情動行動を強いているのが大脳辺緑系です。
欲求がいつまでもかなえられるとはかぎりません。欲求不満が起こり、
思い通りに欲求がかなえられると、快感を覚えます。欲求が強くはばまれ、
活動がおびやかされるような事態になると、不安とかいったこころが起こり、
後ろ向きの行動にでるのです。抑制してくるのが大脳新皮質です。
内向的な人は、刺激によっても過敏に反応してしまう傾向があるということです。
外交的な人は、かなり強い刺激でなければ大脳辺緑系が活性化されず、
外部からの刺激では動じないということになります。
脳内物質の分泌がこれに関係しています。内向的な人は覚醒しろという
ノルアドレナリンなどの脳内物質の分泌が高く、過敏になると考えられます。
大脳辺緑系は、自律神経の最高中枢である視床下部機能と関連が深く、
大脳辺緑系が過敏であればあるほど、生理的反応を引き起こしやすいということです。

心の情報は三方向に出る 扁桃体は海馬と側坐核をコントロールし、視床下部、脳幹
を通じてコントロールしています。扁桃体から心の情報の行き先は、情報の種類に
よって三方向に分かれます。覚えに関する記憶認識系の情報は海馬に側頭、頭頂、
後頭の連合野に出力されます。やる気に関する意志行動系の情報は側坐核の細胞群
に、側坐核からは、前頭前野と運動連合野に出力されます。側坐核は大きな特徴ある
細胞が広い範囲に、細胞数が減ると問題が起きます。愛情に関する情動身体系は
視床下部方向へ向かいます。扁桃体が壊され、情動障害、自律神経の失調などの
症状が起きてきます。
EQ-感じる知性の秘密は、扁桃核の機能、扁桃核と大脳新皮質の作用にあるようです。
EQは知能指数であるIQに対して新しく考え出された、共感や理解、
試練に直面したときの精神的な問題解決の知性であり、記憶を主体としたIQとは
ちがい人間の応用力などを表す概念です。
神経の仕掛け線:感覚器を通じてはいってきた信号を受けて、扁桃核は
トラブルの記憶をチェックし、即座に反応して脳全体に発信します。
恐怖の警報は、扁桃核は直ちに脳のに緊急事態を知らせ戦ったり逃げたりするのに
必要なホルモンの分泌を神経回路からノルアドレナリンというホルモンの分泌を促し、
脳は興奮状態になり脳幹にも信号が送られ、表情は恐怖に、筋肉はとりあえず
必要のない動きを中断し、必要に応じて筋肉を動かせるよう準備します。
大脳新皮質は思考を中断し記憶をめくり、非常事態に知識を引き出そうとします。
目や耳からはいってきた感覚信号は視床に届き、シナプスで扁桃核に到達します。
視床は同じ信号を思考をつかさどる大脳新皮質に送ります。
扁桃核は大脳新皮質が何層もの神経回路を通じて認識し反応できるのです。
大脳新皮質が情報を分析し、人間は行動を起こしてしまう。
これを脳の誤作動と呼ぶこともあります。
海馬の役割:知覚したパターンの記憶や解釈。
海馬の役割は知覚したパターンの記憶に重点があることがわかってきた。
情動反応の不正確さを増す要因がもうひとつある。
ポイント 扁桃核が学習したことは、情動に影響を残す。自分自身に困惑するのも、
爆発の原因が遠い昔、まだ自分が周囲の混沌とした状況を理解するための言葉を
もたなかった時代に発している。
速いけど不正確:目や耳から視床を経て扁桃核につながる非常ルートは、即座に反応しなければならない状況で一瞬の生死を分ける重大な働きをする。ただし、視床から扁桃核への直通ルートは感覚器官から送られてきたメッセージのごく一部を伝えるだけだ。それ以外の大部分は、幹線ルートを通って大脳新皮質へ届けられる。したがって、緊急ルートを通って扁桃核に届くのは、警報を発するのにやっと足りる程の大ざっぱな信号でしかない。危険を察知するだけなら、
相手の正体まで知る必要はないということだ。
心の障害とは 日常的に起きてしまうのが心の障害だと考えられる。
扁桃核の言葉にならない、その人の意識そのものとなり、重大な障害をもたらして
しまうのが心の障害ではないだろうか。
薬によって、扁桃核のシナプス内の神経伝達物質が調整され、核が非活性化することで、
陰性症状としての副作用が起こる。感情がなくなる、薬の副作用によって、扁桃核にブレーキがかかる。新皮質とのシナプス回路の流れが生き返り正確に把握できるようになっていくの
が、回復期と思える。
扁桃核に起因する情動の興奮を抑えるスイッチは、主要回路の末端内側の前頭前野
に存在するようだ。
別解 脳の仕組みの解説 こころを生む仕組みは記憶認識系情動身体系意志行動系の3つの系、
によって構成されてえいると考えている。
後頭部の側頭、頭頂、後頭の連合野は大脳辺緑系に含まれる海馬によって
コントロールされています。
海馬:大脳辺緑系は中枢で、最終ランナーが海馬である。短期記憶、認識、学習の機能
を担う大脳皮質を支配していることが明らかになった。
側坐核:運動系の大脳基底核に属する神経核である。人間の脳の接続装置ともいわれて
いる。自発運動の歩行を生じ、感情、意欲の維持に深く関係する。神経ホルモンが
溶け合って活動し、快感のホルモン、ドパミンを分泌する神経の神経繊維が
ここから分布している。
扁桃:ハート形小型の神経核で、微小神経核によって構成されている。感覚系と運動系の
情報がここに集まり、支配枝を送っている。こころの中核であり、最近、アルツハイマー
病、多発性梗塞性痴呆、統合失調症、うつ病などのすべての神経障害を起こす疾患で、
扁桃に特徴のある破壊像があることが明らかになってきた。
1、記憶認識系 記憶認識系は海馬が中心で、大脳皮質の後頭部の側頭、頭頂、後頭の
連合野をコントロールしている。
2、意志行動系 絶えず介護を受けたりなど、前頭前野が高度の萎縮をきたしたより
まったく外出ができなくなった。
3、情動身体系 統合失調症 背内側核の機能の異常な活性化の結果と考えられる。
怒りと性の中枢である。老人痴呆症の中期は扁桃の障害期であり、
視床下部の諸核の異常な活性化によるものである。昼夜を分かたず徘徊する。
これは扁桃の障害により、側坐核の機能が卓越し、側坐核の本来の機能である
こころを生む仕組みのデザイン こころというと、ヒトで特に発達している大脳皮質、
前頭前野に関心が集中しがちだった。近年の研究で、こころを考えるうえで
大脳辺緑系と大脳基底核が果たす役割に注目が集まっている。
こころは知、情、意の3つの神経核からなり、扁桃はその中核であり、
感性の座である。こころに対して、いのちの座である脳幹もまた大枝である。
脳幹から枝分かれしている大脳皮質の一次の諸中枢もまた枝である。
こころを生む仕組みの中核は扁桃であり、その形はハート形である。
からだと扁桃との間は脳幹を介して往復の二重の神経線維によって結ばれている。
からだを鍛えることはこころを鍛えることになる。

脳幹:::生命の脳 脳全体から大脳半球と小脳を除くと、間脳、中脳、橋、延髄が残る
ことになる。これを総して脳幹と呼んでいる。呼吸にかかわり、生命維持に重要な
中枢である。脳幹はいわば命の脳である。聴覚、臭覚、味覚などのいわゆる一次の五感
の感覚中枢が含まれる。セロトニンという神経ホルモンを分泌する神経で構成されている。
セロトニン分子はドパミンに似ているが、ドパミンより大きい。セロトニンの作用は
睡眠をさそうことである。EQを高めるためには何よりも欠かせない自己認知力、
脳内システムの仕組みを知っておく必要があります。重要なことは、
外部の刺激や情報が、感情や情動は大脳辺緑系というところに送られて起こされるという
ことです。大脳辺緑系は大脳新皮質とパイプでつながっていて、大脳辺緑系で感じた
ことが大脳新皮質の考えに影響を与えている。
思考と情動の調和 思考と情動が対立するにせよ協調するにせよ、中枢となるのは
扁桃核と大脳新皮質の関係だ。脳の中で作業の記憶を扱うのは前頭前野だ。
辺緑系と前頭前野がつながっているために、辺緑系で不安などの強い情動が起こると
神経に雑音が入って前頭前野の作業記憶を保持する能力が妨害されることがある。
直情的で不安に駆られやすい児童は前頭前野が大脳辺緑系をうまく
コントロールできていない結果と考えられる。
情動の神経回路は、子供時代に経験を通じて作られていく。
意思決定ができないのは情動にかかわる記憶がないからだ。人生の経験を切り離されて
しまうと、情動が喚起されることはない。
そのメッセンジャーとなるのが脳内物質にほかなりません。
脳内物質であるホルモンによって様々な情報が脳の中で伝達されます。
考える知性と感じる知性 考える知性(IQ)と感じる知性(EQ)の二つがあり、
感じる知性のほうが、回路にはまることになってしまいます。
理性的な考えだけに縛られていれば、大切な情報を見逃してしまいます。
大脳辺緑系感情の心、、人間の本質にかかわる重要な場所。幼児期にほとんどできあが
ってしまう場所であり、ものごとの基本的な感じ方、受け止め方、感情の動きそのもの。
大脳新皮質知性の心。前頭前野は人間の意識の中心、無意識な衝動的な行動とは、
ここを通らないで、扁桃核からの直接の指令による緊急反応。
意識して働いているのはこの前頭前野。前頭前野が学習し、鍛錬されることで、
思考は改善され、き過ぎをコントロールできる。
幸福とは扁桃核が不安を感じず、辺緑系に快情報で満ちどんなことがあろうと、
環境がどうであろうと、関係なく幸福に満ちた心であれる。
個がストレスから開放され、その人の心の成長を助ける。

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